日本の原発は、今 ~ 現状のニュースから

東京新聞 (共同通信配信) 2011年12月9日 19時32分

11月の原発稼働率20・1% 微増、12月は再び低下へ

 11月の国内商業用原発54基の設備利用率(稼働率)は20・1%だったとの調査結果を、

日本原子力産業協会が9日までにまとめた。

10月の18・5%からわずかに上昇、3月の東京電力福島第1原発事故後に続いていた低下が止まった。

11月末時点で稼働中は10基。

 12月は定期検査とトラブルで既に2基が停止。さらに2基が定期検査に入り、再稼働する原発は

ないとみられる。12月末に稼働中の原発は6基になり、稼働率は再び下がる見通し。

 11月は、10月にトラブルで停止した九州電力玄海4号機(佐賀県)が運転を再開し、稼働率が上がった。


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120901001963.html


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東京新聞 (共同通信配信) 2011年12月7日 18時39分

関電の美浜原発2号機手動停止へ 加圧器でトラブル
関西電力は7日、美浜原発2号機(福井県美浜町)の加圧器でトラブルがあり、原子炉を手動停止すると発表した。
1次系冷却水を処理する系統のトラブルとみられ、関電が原因を調べている。

 2号機の停止で、関電が福井県内に抱える11基の原発のうち、稼働中は大飯2号機(おおい町)と高浜3号機(高浜町)の2基だけとなる。両機も定期検査で16日と来年2月に運転を停止する。

 美浜2号機は今月18日、定検で停止する予定だった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120701001513.html



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(2011年12月7日 福島民友ニュース)

観光地の放射線量測定結果で福島が最高値

 県と政府は6日、県内30カ所の観光地の放射線量測定結果を発表、福島市内の施設が全5区分で最も高い値を示した。
 県は22日までの予定で、県内276の観光施設の空間線量を測定。2回目の調査で、今夏に行われた初回との線量比較などが目的。
 観光施設・道の駅・スキー場では、駐車場でヘルシーランド福島が毎時1.7マイクロシーベルトを観測。
建物入り口付近(屋外)では古関裕而記念館で1.2マイクロシーベルトを示した。
 山地・自然では、小鳥の森駐車場で1.8マイクロシーベルト、同登山口で2.5マイクロシーベルトを観測。温泉地・市街は、飯坂温泉の旅館勝よし前が0.78マイクロシーベルト。
 いずれも前回の検出値よりは、線量は低減している。

http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news5.html


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共同通信社配信

【各地の放射線量】(12月7日)関東で上昇


東北、関東各都県で6日午前9時から7日午前9時に観測された最大放射線量は5~6日に比べ、
関東で上昇した。文部科学省の集計では、茨城が毎時0・088マイクロシーベルト、群馬が0・030マイクロ
シーベルト、神奈川が0・060マイクロシーベルトにそれぞれ上昇。福島も0・970マイクロシーベルトに
やや上がった。

 福島第1原発の北西約30キロの福島県浪江町で6日午前10時26分に13・8マイクロシーベルトを
観測した。
http://www.47news.jp/47topics/e/223292.php



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たんぽぽ舎ニュースレターNo1274より

ストロンチウム390億ベクレル流出か?
    海を汚染し続ける東電の重大な責任


 だから警告をしていたのに、東電はまたしても汚染を止められず海に流してしまった。

 現在行われている汚染水の浄化作業では、セシウムをゼオライトなどで吸着しているが、
ストロンチウムを除去する能力は無いと思われる。そのため、汚染水のセシウム濃度は
処理後は1000ベクレル/リットル以下だが、ストロンチウムの濃度はストロンチウム89が
54000000Bq/リットル、ストロンチウム90が76000000Bq/リットル(9月20日時点の
データ、しんぶん赤旗12月6日より換算)というから、すさまじい汚染値だ。

 12月5日の記者会見で明らかにしたことは、いつ頃かはっきりしないが汚染水を蒸発させ、
放射能を取り除く装置の内部で漏えいが4日になって確認され、処理建屋内部で
45トン(45000リットル)が漏れ、そのうち300リットルほどが外部に出て、一部は
10メートルほど離れた排水路を通って海に流出したと見られているが、これも
東電評価値なので信頼性無し。

http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=879



 どれだけのストロンチウムが外部流出したのかは、もう誰にも分からないが、
このレベルの汚染が常時原発及びその地下に存在することを改めて思い知らされる。
 東電は「海に流出したかどうかはβ核種分析を見て判断する」としているが、
その分析には二週間程度掛かると、いつものとおり調べる気など毛頭無い態度。

ストロンチウムやプルトニウムの汚染については、本当に知られたくないのだ
と言うことが分かる。検出に時間が掛かるとか、言っている場合では無い事態
になって既に8ヶ月が経とうとしている。やる気にならない国や東電の無責任
さは、拍車が掛かっている。

 この蒸発装置は、漏えい検知器さえ無かったそうだ。何を取り扱っているの
か、その扱っているものが福島の人々を傷つけているという意識も無いらしい。
放射能を無主物と言い放った東電は、敷地内にある段階から既に「放射能に責
任を持つつもりは無い」と宣言しているに等しい。

 今回の流出事件は、たまたま見える場所で起きたから分かっただけとも言える。
 地下止水壁を作らなければ、漏えいした汚染水は地下で海に流出する。
しかし東電はいつまで経っても工事を行おうとしない。準備がどうのと言っている
うちに、汚染水は今も確実に海に流れている。その中には相当量のストロンチ
ウムがあると考えるのが妥当だ。

 リットルあたり1億ベクレルのストロンチウム汚染が拡大する前に、せめて
原発の陸側地下に止水壁を作って、地下水の流れを原発直下から隔離すべき
なのだ。
                             (山崎久隆)
by Addionuke | 2011-12-09 20:11 | 関連ニュース
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