原発の是非をめぐる日本国内での住民投票の動き

原発の是非をめぐる日本国内での住民投票の動き_a0235164_20225638.jpg


署名収集の開始(12月10日)にあたっての記者会見のページから転載

 いよいよ12月10日から、東京都、大阪市で「原発」都民投票/市民投票の署名集めを始めます。署名集め開始に先だって記者会見を行いました。(2011/12/08)

 
 東京「原発」都民投票/大阪「原発」市民投票では、東京都で30万筆、大阪市では6万筆の署名を集めることを目標とします。これはそれぞれの自治体での直接請求に必要な法定数の130%の数値です。
 
 また署名を集める「受任者」については、最終日までに東京都で3万人、大阪市で6千人を目標とします。これは一人の受任者が平均10筆集めるという計算によるものです。
 署名スタート時点では、東京都が1万人、大阪市が2千人の受任者で始めます(12/8現在の受任者数は東京都8500人、大阪市1800人)

http://kokumintohyo.com/




 「原発」をどうするのか。この極めて重大な案件は、行政府や立法府が勝手に決めることではなく、主権者である私たち一人ひとりの国民が決定権を握るべきではないでしょうか。すでに任意のグループが「ネット投票」を行なっていますが、そういうものではなく、国会が認めた公式の「原発」国民投票を実現することは決して夢物語ではありません。多数の主権者が望み、求めれば、実施されるのは当然の道理です。それを果たすために私たちは、市民グループ《みんなで決めよう「原発」国民投票》を結成しました。

 このグループは、「脱原発」あるいは「原発推進」を呼び掛けるグループではありません。主権者が、原発の将来をどうするのかについて、直接の決定権を握るための国民投票を実現させることを目的として活動するグループです。メンバー個々人が「原発」についてどういった考えを持つか、どんな発言をするかは自由ですが、会として、「脱原発」あるいは「原発推進」を外に向けて呼び掛けることはしません。

 これは、市民の知恵と情熱で歴史的な住民投票を実現させた、新潟の「巻原発・住民投票を実行する会」や徳島の「第十堰住民投票の会」の活動スタイルに倣ったものです。

 ぜひ、こうした考えを御理解いただき、私たちのグループに参加してください。
by Addionuke | 2011-12-09 12:16 | 関連ニュース
<< 日本の原発は、今 ~ 現状のニ... まちこわし大賞!! >>